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高速増殖炉
たまには専攻の話でもしてみます。

高速増殖炉ってご存知でしょうか?
「もんじゅ」と聞くとピンとくる方は多いと思います。

平たく言うと原子炉の一種です。
ではまず普通の原子炉と高速増殖炉の違いについて説明していきます。

皆さんが普段原子力発電所と言っているのは軽水炉といいう原子炉を用いています。
原子力発電所の燃料にはウランが使われるわけですが
天然のウランには2種類ありましてU238というのが99.3%、U235というのが0.7%含まれています。
で、このU235の方が核分裂を起こします。
なので残りの99.3%はあまり役に立ちません。

つまりものすごい薄い燃料で発電しているわけです。

ただ世の中には頭のいい人がおりまして、残った99.3%を燃料として使える方法が見つかりました。

それが高速増殖炉です。
U235から出る中性子をほとんど減速せずにU238にぶつけるとU238がPu239に代わり、Pu239が核分裂を起こすので燃料として使えるわけです。

こうすることで理論的には約100倍ウランを有効利用できます。

概算ですが現在のまま軽水炉に頼り続けてると2050年にはウランは枯渇してしまいます。
しかし、高速増殖炉が普及した場合は、2100年以降もエネルギー源としてウランが期待できるわけです。

実際まだ原型炉の段階なので先は長いですが・・・
ちなみにもんじゅは来年から運転再開となります

テーマ:日記 - ジャンル:日記

FBR | 21:05:39 | Trackback(0) | Comments(1)